から紅に染まる蟋蟀橋 in鶴仙渓
石川県加賀市、開湯1300年の歴史を誇る山中温泉に北陸随一の渓谷*1がある。
鶴仙渓
11月21日、秋も深まり山粧う鶴仙渓へ紅葉狩りに行ってきた!
鶴仙渓には個性豊かな3つの橋があり、そこを渡ると遊歩道が整備されており、風光明媚な紅葉と渓流が織りなす調和を撮りながら散策!
- 蟋蟀橋(こおろぎ橋)
鶴仙渓の最も上流にかかる総檜造の橋。松尾芭蕉や竹久夢二*2も訪れたらしい。名前の由来は行路が険しいことから「行路危」という説も・・・ - あやとり橋
こおろぎ橋から800メートル程下流に位置する、S字型の橋。華道草月流家元、勅使河原宏*3がデザイン。意外と揺れる。4月から11月の間は橋の近くにてカフェ「川床」が営業。 - 黒谷橋
渡ってないから分からん。
鮮やかな赤に包まれた木々がマジでヤバくて、なんかもう言葉では言い表せないくらい感動した。「これが紅葉か‼」「秋すげぇなぁ」と思った!日本の四季にマジ感謝♪(語彙力)
かつて色彩の勉強をした際に出てきた「からくれない」ってこういう色を言うんだろうなぁと・・・
韓紅花(からくれない)。紅花から黄色の色素を除き、紅色だけで染めた濃い紅赤色。在原業平の
「ちはやぶる 神世も聞かず 竜田川 からくれなゐに 水くくるとは」
という、神の世でも聞いたことがないほどの美しい紅葉で覆われた川の景色を詠んだ句にも用いられ、紅葉(もみじ)色、濃紅葉とともに赤く色づいた葉を表現する際によく使われる色。名探偵コナンの映画タイトル*4にも使われたことで有名。色彩検定2級範囲の慣用色名で、系統色名は「あざやかな赤」、マンセル値は「1.5R5.5/13」。
TIPS
マンセル値:色相、明度、彩度に記号を用いて色の違いを細かく表現。
色相はマンセル表色系の色相環から数値と色相記号で表現。1.5Rは赤紫寄りの赤。
明度は、光を100%吸収する黒を0、光を100%反射する白を10として、その間の明度が異なる9色灰色を入れた11段階で表現。実際に明度0の黒や明度10の白は表現できない。
彩度は、無彩色からどれだけ離れているかを表し、数値が大きいほど鮮やかな色合い(ビビッドトーン)。最高彩度の値は色相によって異なる。
紅葉にまつわる色で、色彩検定を受ける上で知っておきたい色がもうひとつある。
朽葉色。落ち葉の色の総称で、赤朽葉、黄朽葉、青朽葉の種類がある。こちらも色彩検定2級範囲の慣用色で、系統色名は「灰みの赤みを帯びた黄」、マンセル値は「10YR5/2」
観光・旅行が好きなので、いろんなところを旅したい。今はまだまだカメラを使いこなせてないけど、そのたびに写真の腕を磨いていきたい。そして、いつの日か、満天の星空の撮影を目指す物語。そう、これは「僕のフォトアカデミア」*5!!
あとがき
ここまで読んでくださりありがとうございます。カメラを持ってどこかへ出かける度に、ブログには挑戦してみたいとは思っていましたが、ついに書いてみた記事です。これからも色んな所に出かける度に、更新するかもしれないし、しないかもしれない、それは筆者の気まぐれですが、投稿した際にはまた読んでいただけると幸いです。
ブログってこんな感じでいいんですか・・・
参考資料
カラボ色大学著『最短合格!色彩検定2級・3級テキスト&問題集』ナツメ社,2018.
橋本実千代監修『366日 日本の美しい色』三才ブックス,2021.